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北海道大学 > 高等教育推進機構 > ラーニングサポート室 > 進路・修学支援 > 相談事例Q & A

相談事例 Q & A


目次

履修全般


科目に関する疑問


移行システム


学部・学科


進路・就職関係


休学・留年・転部の悩み等


留学・英語学習


その他

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履修全般

Q1. 進級に必要な条件を教えてください。

A1. 2年次への進級要件は,1) 本学に1年以上在籍し全学教育科目32単位以上を修得すること,2) 2年次以降の所属学部・学科等が決定していること(総合入試入学者対象)です。

自由設計科目と教職科目,国際交流科目,「インターンシップA・B」,2学期開講の集中講義,2学期開講の北海道地区国立大学における教養教育に係る単位互換科目は進級要件の単位数に含まれないので注意が必要です。

3年次以降の進級要件については,便覧や各学部からの案内(学部の便覧等)を参照してください。

Q2. 必修科目の単位を落としても進級できますか?また,移行先の決定に影響がありますか?

A2. 進級は可能です。必修科目であるかどうかに関わらず,全学教育科目を32単位以上修得し,さらに総合入試入学者では,移行先の学部が決定していれば2年次に進級できます。ただし,必修科目の修得は卒業の要件になりますので,2年次進級後に履修し,単位を修得しなくてはいけません。

なお,必修科目の単位修得は移行先の決定に影響を及ぼす可能性が大きいと言えます。総合入試入学者の移行点の算出において,多くの必修科目は算出基準単位に含まれますが,他の科目で算出基準単位表(便覧)を満たすことも可能です。ただし「外国語科目6単位を含む8単位」など,特定の単位の成績評価が必ず算出対象となる場合があります。つまり,上記条件に当てはまる科目を修得できなければ,その分の移行点が下がり,移行先の決定に影響が出る可能性があります。詳しくは便覧の移行点算出基準単位表を参照してください。

Q3. 卒業要件を教えてください。

A3. 卒業要件には全学教育科目(主に1年生対象に開講)に関する要件と学部専門科目に関する要件があります。学部・学科等により必要となる科目や単位数が異なるので注意して下さい。

全学教育科目については,各科目の要件単位数と合計必要単位数が便覧に記載されています。総合入試入学者は,移行先により必要となる単位数等が異なるため,各自の移行希望先を考慮しながら履修を進めて下さい。学部専門科目の詳細は各学部からの案内(学部の便覧等)を参照してください。

Q4. 1年次で全ての卒業要件単位を取れますか?

A4. 卒業要件のうちの,全学教育科目については,1年次で要件単位数を修得することが可能です。1) 履修登録上限および自由設計科目(履修学期中に区分変更して卒業要件に算入されるようにできる)まで履修登録を行うこと,2) 履修登録上限設定科目には含まれないが卒業要件に含まれる集中講義の受講、,英語優秀認定の申請を行うことで卒業要件単位数を満たすことができます。

ただし,これは全学教育科目に限った話です。卒業要件には各学部で開講される学部専門科目も含まれます。2年次以降は主に学部専門科目について単位を修得してください。

なお,1つの学期(半年)で2年次への進級要件を充たすことはできないので,1学期から計画的な履修を行う必要があります。

Q5. 2年次以降に全学教育科目を修得できますか。

A5. 全学教育科目は,2年次以降も履修することが可能です。

ただし,開講時期が1年次対象の全学教育科目は,履修に条件(抽選時に1年生が優先される,再履修申請が必要など)が付きます。また,学部専門科目の時間割と重なり履修できない可能性もあります。このような場合を考慮し,1年次から計画的に履修することを強く勧めます。

なお,全学教育科目の修得単位数が3年次・4年次への進級要件になる学部 (教・法・経・医・歯・薬・獣医・水) もあるので,必ず便覧を確認してください。

Q6. 実行教育課程表に「一般教育演習及び総合科目から4単位以上修得すること」とありますが,一般教育演習と総合科目のどちらの科目も履修しなければならないのですか?

A6. 一般教育演習と総合科目の中から,科目の区分に関係なく合計4単位以上を修得してください。例えば,総合科目だけ4単位を修得した場合も要件を充たしたことになります。

Q7. 自由設計科目とは何ですか?

A7. 履修登録上限と関係なく2単位分履修できる制度です。自由設計科目は,GPA(GPAについては,Q14参照)や成績評価にとらわれることなく幅広い学習を実現するために導入されています。なお,自由設計科目の成績評価はGPAや進級・卒業のための単位数には反映されません(履修登録した学期の登録区分変更期間に区分変更可能;Q8参照平成26年度以前の入学者は,別の定めがあります。 )。

自由設計科目の設定は,履修時に各自で判断して科目を選択・登録します。ただし,必修科目と外国語科目などの一部の科目は,自由設計科目にすることはできません。なお,自由設計科目は登録上の区分なので,授業内容や成績評価の基準は,上限設定科目(卒業要件に算入するGPA対象科目)としての履修時と変わりません。

自由設計科目と移行点の関係については,Q27を参照してください。

Q8. 自由設計科目をGPAや進級・卒業要件の単位としたいのですがどうすれば良いですか。

A8.履修登録した学期の所定の期間に,自由設計科目を上限設定科目(卒業要件に算入するGPA対象科目)へと区分変更することができます。また,その逆も可能です。この操作はウェブ(ELMS)上で行います。自由設計科目を区分変更する場合,上限設定科目と入れ替える必要はなく,変更によってその学期の履修登録上限単位数を超過してもかまいません。つまり,区分変更により,履修中の単位すべてを進級・卒業要件の単位にできます。

Q9. 自由設計科目の登録区分変更は2年次以降も可能ですか?

A9. できません。区分変更は履修登録した学期の所定の期間でのみ可能です(平成26年度以前の入学者は,別の定めがあります)。

Q10. 履修登録できる単位数に上限があるため,好きな科目を取れません。何とかならないのでしょうか。

A10. 履修登録できる単位数の上限は単位の質を保証するための制度です。ご理解下さい。

本学では,1単位の授業科目を45時間の学習を必要とする内容で構成することを標準としています。15週かけて授業を行うと,1週あたりでは3時間の学習量となります。理系の履修上限である23単位を履修した場合,合計学習時間は週69時間となり,1日あたりでは約10時間の学習が必要ということになります。これ以上の学習は現実的に無理があると考えています。

上限設定科目(卒業要件に算入するGPA対象科目)に加え,自由設計科目として2単位登録できます。また,1学期の成績優秀者は,2学期の履修登録に際し,単位を多く登録できるという特例もあります。詳しくは,便覧を参照してください。

なお,全学教育科目は2年次以降も履修可能(Q5参照)なので,多くの科目を履修したい場合は2年次以降の履修も検討してください。

Q11. 上限数ギリギリまで登録した方が良いのですか?

A11. 一概に良いとは言えません。履修科目が多くなれば,学習時間がより多く必要になります。自分の学習のペースに合わせて,履修科目を決定することが大切です。

成績不振の学生は履修科目を絞り込み,少ない科目に集中して取り組むことを,余裕のある学生は多様な科目から幅広い知識を修得することを勧めます。

履修上の余裕がある場合は,多くの授業を履修した方が教養や進路選択の幅が広がります。専門分野以外の知識が新しい発見につながることもあるので,他分野の授業も積極的に履修しましょう。

Q12. 学部要望科目は履修した方が良いのですか?また,取り損ねた場合はどうすれば良いのですか?

A12. 学部要望科目を履修しなくてもその学部に進級(移行)することはできます。しかし,学部要望科目は学部での学習の基礎となる科目なので,履修が望ましいと考えてください。場合によっては,学部要望科目の未履修により学部の授業についていけなくなる場合があります。未履修者は自習するなどして,基礎知識を補って下さい。また,2年次に履修を希望しても,進級先の学部専門科目の時間割等と重なり履修できない場合もありますので,1年次のうちに履修しておくことを勧めます。

Q13. 集中講義について教えてください。登録上限や移行点に含まれるのですか?

A13. 集中講義は,一部の期間・時間帯に集中して開講されます。主に通常の授業期間の外に設定されます。授業期間外なので,学期内の登録上限(上限設定)とは関係なく履修が可能です。また,集中講義の履修登録は,通常の履修登録期間以外の時期に行うことを留意してください。

1学期および通年開講の集中講義は移行点の算出対象となり,進級要件にも含まれます。他方,主に春休み期間に開講する2学期の集中講義は,成績評価の反映が次年度となるため,開講年度における移行点の算出基準および進級要件の対象になりません。

Q14. GPAとは何ですか?また,どう影響するのか教えてください。

A14. GPA(Grade Point Average)は,成績評価(A+ 4.3点~F 0点)の平均値を示すものです。仮にGPA算入単位すべてが「B」であった場合,GPAは3.0となります。

本学では,GPAを新渡戸賞や授業料免除の選考基準,クラス担任・授業担当教員等による修学指導等に利用しています。また,近年では就職活動や海外留学の参考基準として利用されるケースがあるようです。「新渡戸カレッジ」修了時(卒業時)に与えられる称号区分の基準にもなります(詳しくは新渡戸カレッジの履修手引きを参照して下さい)。

なお,1年次1学期のGPA算入単位数が11単位以上かつGPAが3.3以上の者は,2学期の履修登録時に単位を多く追加登録できます。

GPAは,総合入試学生の学部移行時の移行点とは異なるので,混同しないように注意してください。

Q15. 過去の成績分布を履修計画の参考にしたいのですが。

A15. web上に公開されています。本学HPのトップ画面上部「学生生活」→「教務情報」の項目の成績分布WEB公開システムから入手してください。

ただし,これは過去のものであり,今年度の成績分布は変化します。また,平成27年度から成績評価が11段階に変更されているため,過年度の成績分布は参考にならない場合もあるので注意して下さい。

例年,履修登録時期に”楽勝科目”(比較的容易に高い成績が取れるあるいは合格できる科目)の情報が流布します。しかし,噂や口コミを鵜呑みにしないでください。シラバスで講義内容を検討して自分自身で興味のある科目を選択した方が,得られるものが多いでしょう。

Q16. 各学期の第1週は”お試し期間”と聞いたのですが,授業に出席しなくても良いということですか?

A16. 学生の間で”お試し期間”と呼ばれていることを耳にしますが,軽く考えてはいけません。第1回の授業から出欠を評価の対象にする場合もあるため,できる限り出席して下さい。第1回は,多くの授業でガイダンスが行われ,授業内容や到達目標,成績判定基準(テストやレポートの有無)などが説明されます。重要な情報ですので,聞き漏らしが無いようにしてください。

なお,主題別科目の論文指導講義は,第1回の授業の出席者から受講許可者を決定するので,必ず出席してください。

ただし,第1回に出席した授業を必ず履修する必要はありません。履修者の抽選(フレッシュマンセミナーや外国語演習など)に漏れた場合に備え,多くの授業へ積極的に参加しましょう。

Q17. 履修者の抽選がある授業で,出席者が少人数だった場合,抽選は行われないのですか?

A17. 抽選は行われます。必ず期間内にweb申請してください。また,1週目の授業に出席しなかった学生もいるので,授業1回目の出席人数と抽選参加人数が同数とは限りません。


科目に関する疑問

Q18. 高校で○○学を学習していないのですが,「○○学」を履修して授業についていけますか?

A18. 「物理学」,「化学」,「生物学」,「地球惑星科学」などの基礎科目は,高等学校で該当科目を未履修の学生も履修可能な内容です。ただし,基礎知識を補うためにも十分な自習を行ってください。

Q19. 科目のIとIIは必ずセットで履修しなければならないのですか?

A19. Iだけ,あるいはIIだけの履修も可能です。ただし,卒業要件となっている科目は,両方履修してください。また,移行点算出基準単位表も参照してください。物理学など,ⅠとⅡをセットで単位を修得しないと,学部・学科等移行又は学科分属等で不利になる場合があります。なお,数学と物理学では,学習内容のつながりからⅠを履修(自習)せず,Ⅱを履修することは難しいと思われます。

Q20. 自然科学実験の単位数がよく分かりません。1学期と2学期の両方に履修が必要なのですか?

A20. 1学期または2学期のどちらかのみの履修です。履修する時期は,クラス毎に指定されています。

自然科学実験は2コマ連続の授業に,ひとつの学期(15週)出席して2単位となる科目です。学期内の前半と後半で内容が替わります(化学と物理など)が,どちらか一方1単位のみの履修はできません。

Q21. 外国語演習は1年次1学期に履修しない方が良いと聞いたのですが本当ですか?

A21. 平成22年度までは1年次2学期以降に履修するのが望ましいとされていましたが,現在そのような履修要件はありません。ただし,1年次1学期に履修して良い英語以外の外国語演習は,原則として「入門」のみです(「外国語履修の手引き」参照)。

Q22. シラバスで指定されている教科書はいつ買えば良いのですか?また,「講義指定図書」とは何ですか?

A22. 必修科目の教科書は授業開始前に,その他の科目は履修が確定した段階で購入するのが良いでしょう。ただし,授業担当教員から指示があった場合は,それに従ってください。

講義指定図書は,授業で使用する教科書ではありませんが,授業内容を理解する上で重要になるものです。図書館などで内容を確認し,必要であれば購入を検討するなど,適宜準備してください。

Q23. 昨年の教科書やテキストを先輩からもらえることになりました。これで大丈夫ですよね。

A23. 先輩の「おさがり」としてよく耳にしますが,オススメはしません。内容に改訂が加えられている可能性があるためです。古い教科書やテキストを使ったことによる単位・成績評価への悪影響は自己責任となります。注意してください。


移行システム

Q24. 移行点とは何ですか?

A24. 移行点とは,総合入試入学生が,2年次に進級する学部・学科等を決定するための指針となる数値です。移行点の上位者から志望順位の高い学部・学科等への進級が決定することになります。移行点は便覧の算出基準単位表に基づき算出します。以下は主な注意点です。

・各科目について算出基準単位数を超えて単位を修得した場合,成績評価の良い科目の単位から順に算入する

・各科目の基準単位数に満たない場合は,不足分が0点換算となる。不足分を異なる区分の単位で補充することは出来ない。

・各科目について修得した単位数を算入した場合,算出基準単位の構成上1単位の端数が出るときは,2単位科目の成績のうち1単位分を算入する(例:「共通科目から4単位」を算出する場合,体育学A=1単位(A評価),体育学B=2単位(A評価),統計学=2単位(B評価)の中からは,統計学は1単位分を算入する)。

・算出基準単位が「外国語科目6単位を含む○単位」とされている場合には,「外国語科目6単位」の成績評価は必ず算出対象となり,他の科目で代替することはできない

Q25. 再履修科目の単位は移行点に入るのですか?

A25. 再履修科目は基本的に移行点の算出基準単位に入りません。1年次1学期の「不合格」科目を,2学期に再履修した場合,その年度の移行点算出には入りません(移行点上は0点扱いとなります)。ただし,留年した場合には,1回目の再履修の単位に限り,留年年度の移行点に算入されます。

Q26. 良い移行点を取る方法を教えてください。

A26. 成績を上げる方法と同じです。積極的に授業へ参加し,予習・復習を行いましょう。

ただし,移行点に算入されない科目や,算入される科目の中にも優先順位があります。便覧の算出基準単位表を参考に必要十分な単位を修得しましょう。

基準単位数を超えて修得した単位は成績評価の良いものから算入されるため,多くの単位を修得するほど移行点を上げるチャンスがあると言えます。ただし,履修科目が増えることで個々の学習が疎かになってしまうと本末転倒です。バランスに注意してください。

Q27. 苦手な科目を自由設計で登録しました。成績が良くなかったときのことを考えると,このまま移行点の算入対象からはずすのが良いのでしょうか。

A27. 自由設計にすることで移行点を上げることはできません

移行点は,科目区分ごとに決められた単位の数,成績の良い単位から順に算入されます。低い評価を受けた科目は算入順が後になり,算入されない可能性があります。また,算出基準単位表上,必ず算入されることとなっている科目の単位が自由設計として登録されている場合,不足単位=0点として算入されるため,移行点が下がります。つまり,修得できた単位が自由設計にあることで移行点が下がることはあっても,上がることはありません

Q28. 算出基準が異なる複数の学部・学科等を志望する場合,移行点はどうなるのですか?

A28. 算出基準ごとに異なる移行点が算出されます。つまり,同じ人が文系学部,医学部を除く理系学部,医学部医学科,医学部保健学科の4種類の移行点を持ちます。

Q29. 移行点が高くても,志望順位が低いと不利になるのですか?

A29. 不利になりません。移行は,各学部・学科の志望者について移行点の高い者から順に,その志望順位に従って振り分けます。ある学生の第1志望が(高移行点者によって)すでに充足している場合は第2志望,第2志望がすでに充足している場合は第3志望,と移行希望先の定員の枠内に入るまで繰り返します。最後の志望まで移行先が決まらなければ,次の志望登録へと回ることになります。

ある学生の第1希望が,他の成績上位者の第3希望よりも優遇されることはありません

Q30. 他系への移行を希望する際の履修上の注意点を教えてください。

A30. 志望先の算出基準表を考慮して履修する科目を決めて下さい。例えば総合理系から文系の学部へ移行を希望する場合,文系学部の算出基準単位に基づく移行点が使われます。算出基準を満たすためには,理系学部志望者よりも主題別科目や外国語科目の単位を多く修得する必要があります。第2学期だけでは算出基準単位をすべて満たすことはできないので,第1学期から計画的に履修してください。

ただし,他系移行を偏重した単位の取り方では,本来の系の移行点が低くなる可能性があります。他系移行は第1次志望登録・振り分けのみ可能です。また,他系移行可能な人数は,各移行先の定員の1割(端数切り上げ)を上限とします。第1次振り分けで他系移行しなかった(できなかった)場合,第2次志望登録は本来の系のみの登録となります。本来の系の移行点が低いために,進路選択の幅が狭くなってしまわないよう,両系の算出基準を満たすことが望ましいでしょう。総合文系の学生は文系基礎科目「人文・社会科学の基礎」を取り易く,総合理系の学生は理系基礎科目を取り易くなるように時間割が設定されています。両方の単位を取得し移行点に参入したい場合は,第1学期からの計画的な履修を心掛けてください。

Q31. 移行手続き中に学外で予定があるのですが,事前登録や代行はできますか。

A31. できません。

移行手続きは「本人の責任において本人が行う」が原則です。教育推進課やラーニングサポート室での代行は行っていません。ネット環境が整っていれば学外からでも手続きは出来ますが,通信トラブル等の責任は本人にあります。家族や友人に代行を依頼しても同じく責任は本人にあります。なお,やむを得ず海外において手続きを行う必要が生じた場合は,ネット環境と同時にパソコン等の日本語環境(言語の設定)にもご注意ください。


学部・学科

Q32. 【総合入試入学者】○○学部に進むための履修の仕方を教えてください。また,授業プランを考えてください。

A32. 自分自身で考え,履修計画を練ることも重要な学修です。履修計画は各人の判断で行ってください。たとえ他人の意見に従って失敗をしても,それは自分の責任です。履修計画の立案には責任が伴うことを理解した上で行ってください。

アドバイスとして,移行を志望する可能性のある学部の要望科目や,興味のある科目を選択すると良いでしょう。移行点の算出基準と卒業要件単位にも注意し,各科目の必要数を満たせるようにバランス良く履修することを勧めます。

卒業要件は,進級要件と異なり,合計単位数を充足すれば良いというものではなく,実行教育課程表の各科目の条件を満たす必要があります。また,学部によっては,全学教育科目の修得単位が3年次や4年次への進級条件となっている学部もあります。必ず各学部の進級要件(便覧)を確認してください。

Q33. 【総合入試入学者】○○学部に進級したいのですが,どうすればいいのですか?

A33. 努力あるのみです。進級要件を満たし,他の志望者以上の移行点を取得する以外に方法はありません。目標に向けて継続的な学習を心掛けてください。便覧の算出基準単位表の内容を把握し,必要な単位を落とさないようにしましょう。

総合入試では,第1希望の学部へ進級できない可能性があります。ひとつの学部・学科等だけで無く,他の学部でも興味のある研究を行っていないか,自分のやりたい勉強ができないかを考えてみてください。積極的に情報を集めて,幅広い視野と興味を獲得しておくことが重要です。

第1次振り分けで移行できなかった学部でも,医学部医学科,歯学部,薬学部薬学科,獣医学部以外は,第2次志望登録でも再び登録することが可能です(例外として,第1次振り分けで医学部医学科,歯学部,薬学部薬学科,獣医学部の定員が充たなかった場合は,第2次志望登録でも登録できます。)。もちろん,第1次志望登録と異なる移行先を第2次志望登録で登録してもかまいません。

Q34. 【総合入試入学者】○○学部で△△学を学習できますか?または,△△学はどの学部で学習できますか?

A34. 一概に答えることはできません。なぜなら,各学部の研究の幅は広く,一見すると学部名からは予測できない分野の研究をしていることがあるからです。また,ある特定の学術分野やキーワードに類似した分野は数多くあり,異なる学部でも似た研究を行っている場合があります。従来の常識やキーワードの定義だけでは,実際の研究・教育の内容を推し量ることはできないのです。

まずは,アカデミック・マップや大学案内等で個々の学部の概要を知り,各学部のパンフレットやwebサイト,学部・学科等紹介で詳細を把握しましょう。学部相談員へ質問することで,研究者の生の声を聞くことも出来ます。

Q35. 【総合入試入学者】他系移行は難しそうなので,他系に近い学問を学べる学部・学科等を教えてください。

A35. 興味のある分野により異なります。現在の本学では,いわゆる理系・文系という区別がそれほど厳密ではなくなっています。例えば,理系でも経済学や言語学を学習する分野や,文系でも情報系の学問や生物学的な研究を行う分野があります。また,学際分野,総合科学と呼ばれる,情報,環境,社会福祉等の分野では文・理の枠を超えた知識・技術が必要です。

文系的な学問に関連する理系学部・学科等の例としては,工学部環境社会工学科,農学部農業経済学科,理学部地球惑星科学科(考古学分野),理学部物理学科(科学史,科学哲学分野)等があります。理系的な学問に関連する文系学部・学科等の例は,文学部人間システム科学コース,教育学部,経済学部経営学科等が挙げられます。ただし,どういった内容が「他系寄り」かどうかは個人の判断次第です。具体的な内容については自分自身で情報を集めてください

Q36. 【学部別入試入学者】2年進級時に他学部へ進級したいと思っています。どうすれば良いのでしょうか?

A36. 学部別入試入学生は,2年進級時に他学部へ進級することはできません。もしどうしてもその学部を希望するのなら,入試を受け直すか,3年次以降に転(学)部の試験を受けてください。ただし,転部は若干名の募集しかなく,希望するだけで認められるものではありません。また,転部を受け入れていない学部もあります。

一方で,進級予定の学部でも学びたい分野を扱っている可能性があります。まずは今の学部で目的の学習・研究ができないか調べてみましょう。関連分野にまで視野を広げれば,可能性はさらに膨らみます。また,学部で研究の基礎を学んだ上で,大学院から分野転換するという選択も可能です。

各学部で学習できる内容については,アカデミック・マップ,各学部・学科のパンフレット,シラバス,webサイト,大学情報データベース等から情報を入手できます。また,アカデミック・アドバイザーや学部相談員に相談することでより詳細な情報を得ることができます。

 

Q37. 【学部別入試入学者】学科分属の方法を教えてください。

A37. 学部別入試の学生が入学後に学科・コースを選ぶ学部は,文学部,法学部,経済学部,薬学部,工学部,農学部,水産学部です。多くの学部で分属点(算出方法は学部によって異なる)と本人の希望によって分属が決まります(便覧参照)。学部ごとに次の方式で分属先を決定します(平成29年度)。

経済学部:2年1学期終了時に学科分属。分属点(それまでの「成績点」×「単位」の合計)で判定。

薬学部:2年進級時に学科分属。分属点(総合理系における薬学部志望者の移行点の算出方法に従って算出)によって判定。

工学部:2年進級時にコース分属。分属点(総合理系における工学部志望者の移行点の算出方法に従って算出)によって判定,第1志望優先。第1次選考で希望者がコース定員を超えた場合,分属点で判定。未決定者は第2次選考に回り,分属点による成績順で志望順位が高いコースへと順次決定。

農学部:2年進級時に学科分属。分属点(総合理系における農学部志望者の移行点の算出方法に従って算出)によって判定,成績優先。

水産学部:2年進級時に学科分属。分属点(総合理系における水産学部志望者の移行点の算出方法に従って算出)によって判定,成績優先。

上記の分属は,一度決定すると原則として変更が不可能です。

なお,文学部(2年次進級時)と法学部(2年1学期終了時)のコース選択では,定員はなく,本人の希望により決定されます。

Q38. 【総合入試・学部別入試】一度決定した学科を変更することは可能ですか?

A38. 決定した学科の変更はできません。転学科という制度はありますが,難しいでしょう。まず,転学科を認めている学部は一部に限られます(転学科制度の詳細については各学部へお尋ねください)。また,実際に転学科が認められる人はごく少数です。学科を変更しなくても,他学部や他学科の授業を履修することは可能(実験等の場合,認められないこともあります)なので,興味のある授業科目を積極的に履修すると良いでしょう。大学院から分野転換する方法もあります。


進路・就職関係

Q39. ○○学部での将来の進路を教えてください。

A39. 進路については,各組織のパンフレットやwebサイトで概要を知ることができます。「大学案内」にも大まかな進路や就職先についての説明がされているので,こちらも参考にしてください。より具体的な情報を知りたい場合,キャリアセンターを利用するか,各学部の学部相談員や教務担当の窓口に相談してください。

大学院への進学率は,例年理系で7~9割,文系で2~3割程度です。理系は修士課程修了後に就職するのが一般的な傾向ですが,学部卒で就職する学生もいます。文系では,大学院に進むとやや就職に繋がりにくい場合があります。ただ,進学と就職の問題は最終的には本人の能力と努力次第です

Q40. 大学院について詳しく教えてください。

A40. 大学院の全体像を知りたいのでしたら,ラーニングサポート室のスタッフに相談してください。特定の大学院について具体的な状況を知りたければ,学部相談員に相談すると良いでしょう。(どこの学部の学部相談員に尋ねれば良いかわからないときは,ラーニングサポート室に照会してください。)また,各大学院のwebサイトを参考にしてください。

Q41. 大学院へはどうすれば行けるのですか。また,注意点を教えてください。

A41. 4年次に各大学院が実施する試験(大学院入試;院試)に合格すれば入学できます。本学では夏頃に院試が行われます。一部の大学院は冬にも追加募集の院試を行います。院試は,大学入試と異なり,各大学院が独自に行っています。同じ大学内の複数の大学院を受験することも可能です。

ここで,院試合格のためのアドバイスをひとつ。筆記試験も重要ですが,院試ではほとんどの場合,面接試験が行われます。これまで何を学び,大学院でどのような研究がしたいかを明確に説明する必要があります。自分の興味・関心を具体的な研究手法として提示できるように準備してください。

Q42. 良い就職ができる学部・学科等を教えてください。

A42. 一概には言えません。就職先に求める条件(給与・待遇・環境など)が個人により異なるためです。

各学部の簡単な就職状況は,大学案内や学部のパンフレット,webサイト等で公開されています。しかし,これはあくまでも一部であり,特定の学部・学科が特定の就職先へと直接結びつくことは多くありません。就職には本人の能力と意志と努力が何より重要です。まずは自分自身に理解を深めて学部・学科等を選び,その上で最も自分に合っていると判断した進路に向かって努力するのが良いでしょう。また,インターンシップやOB・OG訪問を通して,具体的な職務内容・状況への理解を深めましょう。漠然としたイメージや,限定された情報だけに左右されないよう,自発的に情報収集してください。

Q43. 教員免許の取得方法を教えてください。

A43. 教員免許状取得の要件は大きくふたつあります。ひとつめは大学等の教育機関を卒業すること,ふたつめは指定された科目(教育実習や介護実習など)の単位を修得していることです。条件を満たした上で申請すれば教員免許状が交付されます。

ただし,教員免許状の種類は希望する教科,中学・高校の別など複数あり,必要となる単位も異なります。学部・学科等によって取得できる種類や,条件が異なるので,進級予定の学部の教務担当窓口に問い合わせ下さい。進級後は各学部の便覧を確認してください。

Q44. 1年生から履修できる教職科目はありますか。

A44. 1年次に履修できる教職科目は「教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目」として「日本国憲法(法学部を除く)」,「情報学Ⅰ」,「体育学」,「外国語科目」が,「教職に関する科目」として「教職入門」(第2学期に開講)があります。これらの科目を1年次に履修しなかった場合は,2年次以降に履修してください。

また,全学教育科目の主題別科目や基礎科目の中には,「教科に関する科目」に含まれるものがあります。便覧の『「教科に関する科目」のうち全学教育科目において開講される科目一覧』を参考に,履修計画を立ててください。

Q45. 高校で「物理」の教員になりたいのですが,他の理系科目も必要なのですか?

A45. 必要です。教員免許状の種類としては「理科」という教科単位です。「物理」という単一科目の免許状はありません。高校で主に「物理」を教える場合でも,「物理」・「化学」・「生物」・「地学」の4科目全てに関する単位を修得する必要があります。

免許状取得のために必要となる科目は卒業する学部・学科等により異なります(各学部便覧参照)ので注意して下さい。

Q46. 教職用に取った単位は進級・卒業要件にできないのですか?

A46. できるものと,できないものがあります。

全学教育で開講する科目は一部例外を除き,進級・卒業要件となります。また,移行点にも算入されます。例えば「体育学A・B」や基礎科目として履修した「自然科学実験」等がこれに当たります。

一方,全学教育科目ではない「教職入門」や「教育実習」など,「教職に関する科目」は基本的に進級・卒業要件となりません。ただし,学部によっては一部の科目が進級・卒業要件として認められる場合があります。詳細は各学部の教務担当窓口へ問い合わせてください。

Q47. 中学の「理科」の先生になるために「自然科学実験」を4系(物理・化学・生物・地学)取る必要がありますか?

A47. 学部によっては,2系のみの履修で足りることもあります(この場合,残りの2系は学部専門科目の実験・実習の単位を修得します)。一方,4系取る必要がある学部もあります。4系履修する場合は,1年次に全学教育科目の基礎科目として2種類,2年次以降に教職のための単位として残り2種類を履修してください。

ただし,自然科学実験は設備・器具の数量から,履修人数に制限があります。1年生が優先ですので, 2年次以降の好きな時期に履修することは難しい場合があります。教職のための単位として自然科学実験を取る人は,高等教育推進機構の8番窓口で相談の上,余裕のある履修計画を立ててください。

Q48. 教員になるためには免許をとるだけで良いのですか?

A48. 免許状取得だけで教員になれるわけではありません。一般的には,次のような流れで公立学校の教員採用が行われています。

1. 教員免許状を取得(見込み含む)する。

2. 各都道府県・政令指定都市が行う教員採用試験に合格する。

※参考 1次試験:7月頃,筆記中心 2次試験:8~9月,面接・模擬授業中心

3. 2次試験合格者を上位から採用候補者とする。

※ 試験に合格しても,教員数の充足状況次第では採用されない場合があります

4. 正規採用されなかった場合でも,希望者は臨時採用講師や非常勤講師としての採用もある。

なお,私立学校の場合は,各校の裁量により採用基準が決まっています。また,都道府県と学校によっては,私学教員適性検査の受検結果が採用の基準になる場合もあります。

公立・私立ともに,免許状を取得しただけで,就職できるわけではないので,十分に注意してください。就職に関してはキャリアセンターもご利用ください。

Q49. 便覧の取得可能な資格一覧で、○○学部に数学の教員は書かれていませんでした。○○学部では数学の先生になれないのですか。

A49. 不可能とは言い切れませんが,難しいでしょう。

所属学部の卒業に必要な科目の単位修得のほか,数学の教員免許状に必要な「教科に関する科目」の単位を,他学部履修という形で修得する必要があります。ただし,授業科目によっては,他学部履修の学生を受け入れないこともあります。

どうしても「数学」の教員になりたい場合は,所属学部の教務担当窓口でよく相談の上,履修計画を立ててください。

Q50. □□学部では教員になれないと先輩から聞いたのですが・・・。

A50. 教職免許状取得が現実的でない学部があります。

例えば一部の医療系学部のように,すべての講義や実習が必修科目である場合,免許状取得に必要な単位を取る時間的余裕がありません。また,教科に関する科目も学部では開講されていません。他学部の授業を取るにしても,進級・卒業への影響が確実に生じてしまうのです。

Q51. どの学部に進み,将来何になりたいのか分からず,進路が決まりません。どうすれば良いでしょう。

A51. まずは,「将来」という漠然とした長期目標ではなく,今現在したいこと・興味のあること,昔好きだったこと・興味があったことについて考えてください。自分自身の志向や興味に理解を深め,その理由を分析することで,あなたという人間の本質と傾向を知ることができます。紙に書き出してみるとより効果的な自己分析を行えます。

その上で改めて,各学部のパンフレットやアカデミック・マップを眺め,興味のある分野を探し,将来の自分の姿を想像してみてください。

また,ラーニングサポート室ではいつでも相談に応じていますので,気軽にお越しください。


休学・留年・転部の悩み等

Q52. どんな場合に留年になるのですか?また,留年によるデメリットはありますか?

A52. 本学1年次においては,「1年以上在学し,全学教育科目32単位以上を修得」し,さらに総合入試入学者は「2年次以降の所属学部・学科が決定」することが2年次進級要件(Q1参照)です。これらのいずれかを満たせなければ留年となります。

総合入試入学者が留年した場合,移行は次年度(移行年度)の学生と同様の手続きで行います。移行点の算出も次年度の基準が適用されます。移行点計算の方法が年度により異なることがあるので注意して下さい。また,移行点が同点の場合,留年者は移行年度入学者より下位の席次として取り扱われます。

就職活動に関して,留年だけで不採用になることは無いでしょうが,面接時の話題になりやすいようです。この場合は,留年期間に取り組んだ内容を具体的に説明し,有意義に過ごしたことを説明することが重要です。

Q53. 留年は何回でもできるのでしょうか?

A53. 無限に出来るわけではありません。1年次の在学期間(在籍し,授業科目を履修する期間)は最長2年で,休学期間(在籍し,授業科目を履修しない期間;窓口での申請が必要です)も最長2年です。つまり,1年次として在籍できるのは最長4年です。在学期間の2年を経過してもなお,2年次への進級要件を満たせなければ,自ら退学する場合を除き,除籍となります。

Q54. 【総合入試入学者】移行先が決定した後に留年することはありますか?

A54. ありません。進級要件を満たした学生のみ,移行手続きを進められるためです。

なお,進級要件を満たしていても移行先が未決定であれば留年となります。しかし,一度決まった移行先を取り消すことはできないので,移行先決定後に留年することはできません。

Q55. 【1年生】留年になりました。来年度以降の履修はどのように進めれば良いですか?

A55. 必修科目を中心に,未履修・再履修の科目を受けましょう。必修科目や選択必修科目は進級・卒業要件に深く関わります。2年次以降の学習の負担とならないように,早めの単位修得を目指して下さい。また,総合入試入学者は留年年度(翌年度)の移行点算出基準が適用されます。新年度の便覧及び『学部・学科等移行ガイドブック』(9月の移行ガイダンス時に配付)を確認し,要件を満たすような履修計画を立ててください。

なお,時間割の履修クラスは,特別な場合を除き,入学年度と同じです。

Q56. 転部について詳しく教えてください。

A56. 転部は,各学部が志願者を選考の上,許可します。

例えば,「2年以上本学に在籍し所定の単位数を獲得した学生を対象に,転入を希望する学部の定員充足状況を考慮し,志望動機の審査や専門教育,外国語,面接等の試験を課した上で若干名の受け入れを認める」という形で行われるのが一般的です。1年次では転部できず,また,希望しても必ず許可されるわけではないので注意してください。

なお,転部者は本学全体で年数人,一部の学部が受け入れるのみです。特に医系学部(医・歯・薬・獣医)への転部者は皆無です。

転部書類は学部ごとに所定の様式があるので,学部の窓口やwebサイトで入手してください。学部によって出願時期が異なります。出願期間も短く,事前に用意する書類も多いので,十分に注意してください。

Q57. 転部以外に他学部の学問を学ぶ方法はありますか?

A57. 授業担当教員の許可を得て,所定の手続きを行えば,他学部の授業に参加することができます。学部によっては,他学部で履修した単位が卒業要件として認められる場合もあります。同様に上級生でも全学教育科目を履修可能です。つまり,学習したいと思った科目は,原則的には所属・年次を問わず履修できます

Q58. 第1志望の大学に行けず,仕方なく北大に入りました。やる気がしないし,何となく違和感があります。どうすれば良いのでしょうか?

A58. まず,大学を選んだ基準を考えましょう。

第1志望の大学を目指した理由として,そこでしか学べない学問がある,感銘を受けた先生が教鞭を執っている,将来希望する職業に密接に関連する等,他に代えられない条件があるのなら,その大学への再入学を目指すのが最も良い方法でしょう。

これに対して,言語化して他人に説明しづらいような,プライドや学歴コンプレックスといった漠然とした目的だったのなら,それは考え方の問題かもしれません。「大学の社会的評価=自分の価値」と一概に考えるのは,極めて限定された狭い視野からの意見です。

どの大学に入ったかではなく,大学生の間に何を学びどれだけ成長したかが重要です。そして,卒業後にまで目を向ければ,大学で学んだ知識をどう役立てるのか,そしてそこから何を生み出せるのか,を考えていかなければなりません。この原則を理解していなければ,どんな大学で学んだところで価値がありません。

将来の目的と問題意識を明確化し,有意義な学生生活を送ってください。もし,どうしてもうまくいかないようでしたら,ラーニングサポート室や学生相談室,ピア・サポート室といった組織で専門スタッフや先輩たちと相談ができるので利用してください。


留学・英語学習

Q59. 新渡戸カレッジとは何ですか?

A59. 大学の学部教育と並行して履修できる特別教育プログラムです。実践的な英語力が身につく科目や多文化交流科目の履修,1セメスター以上の海外留学を通して,豊かな人間性・国際性が養われます。

所定の単位(15単位)を修得し,TOEFL-iBTの点数など一定の要件を満たすと,修了証が授与されます。

Q60. 新渡戸カレッジに参加するにはどうすれば良いですか?お金はかかりますか?

A60. 新入生は4月に行われるプレイスメントテストをパスすると,仮入校許可されます(定員120名)。また,2年生対象の仮入校の制度もあります(こちらもプレイスメントテストの受験・合格が必要です。)(定員80名)。本入校のためには別に要件があります。詳しくは「新渡戸カレッジ履修の手引き」,またはウェブサイトを参照してください。

新渡戸カレッジ参加について,別途の入学金や授業料はかかりません。海外留学費用は必要ですが,カレッジ生向け奨学金に申請可能です。

Q61. 海外留学はした方が良いのですか?

A61. 一概には言えませんが,留学は人間として大きく成長する機会になります。関心のある方は前向きに考えてみてください。ただし,以下のメリットとデメリットを考慮しつつ,各人の意志と責任で決定して下さい。

留学のメリット

・外国語能力の向上

・日本を客観的・相対的に見ることができる

・日本の文化に誇りを持つことができる

・自分への理解が深まる

・多様な価値観や異文化への理解が深まる

・将来のビジョンが明確になる

・打たれ強くなる

・度胸がつく

・視野が広がる

(一部,Trans Japan 2011. Vol.4 P8から引用・若干修正を加えた)

留学のデメリット。

・経費がかかる

・長期の海外留学をする場合は,留年の可能性がある

・就職に影響する(就職活動期間などが限定される)

デメリットについては、,十分な事前準備(奨学金の申請,単位の充分な取得など),留学期間を短くすることで解決できるものもあります。

留学について興味・関心のある方は,国際本部へ相談してみましょう。

Q62. 理系でも英語の学習に力を入れた方が良いですか?

A62. 文系・理系を問わず,英語やその他の外国語を理解できた方が有利です。英語で書かれた書籍などから幅広い知識や最新の情報を入手する,留学生とコミュニケーションを取るためには,英語の修得が必要不可欠です。また,学部へ進級後,英語で書かれた文献を読むこともあります。大学院進学後,就職後は,より多くの場面で英語の能力が求められます。

Q63. 英語能力テストの受験時期を教えてください。

A63. 大学生が英語能力を測るテストとしては,TOEICとTOEFL iBT, TOEFL ITPなどのテストがあります。どのテストを受験するかは目的によっても異なります。各テストのwebサイトを参照して下さい。どのテストも年に数回実施されるので,準備ができた段階で受験すると良いでしょう。留学に際しては,これらのテストで一定以上のスコアが求められる場合もあるので,余裕をもって勉強・受験してください。

なお,必修科目である「英語II」では,TOEFL-ITPの受験をすることになっています。


その他

Q64. 勉強についていけず困っています。どうすれば良いでしょうか?

A64. まず,授業以外での学習について見直してみましょう。

本学には,「1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成する」と規定があります。2単位の授業の場合,90時間(45×2)を15週にかけて行うので,1週あたり6時間(90/15)の学習が必要です。授業以外で,週に4時間程度の自習をしなければ,単位を修得できない計算になります。

これは規定上の数字なので,実際の状況は異なります。しかし,授業を理解し,単位を取るためには充分な自習時間が必要です。

他方,いくら自習しても理解に至らない場合もあるでしょう。これは講義内容が高度すぎる,教え方が良くないといった教員サイドの問題と,大学での学習方法に馴染めないといった学生サイドの問題の双方が考えられます。

本学は,評価の厳格化・単位の実質化とともに授業内容の改善を目指しているので,授業の問題については,アンケートや教職員への相談を通して意見を伝えてください。その内容を授業にフィードバックしていきます。

学生自身の問題は,高校までの学習方法とのギャップによって生まれるものです。大学の学習のためのスキルを習得し,自分なりの学習方法を確立すると問題を解決できるでしょう。学習スキルに関する著書は,図書館や生協に数多く用意されています。また,ラーニングサポート室では,大学院生による学習サポートや,スタッフによる学習スキルについてのセミナーを行っているので利用してください。

どうしても特定の授業が負担になりすぎる場合,履修の取り消しも一つの方法です。履修取り消しは指定期間に手続きを行うことで成立します。ただし,取り消した単位の替わりに他の科目を追加履修することは出来ません。また,取り消した科目は第2学期での再履修クラスでの履修は出来ないので注意が必要です(詳細は,掲示を参照してください)。もし手続きなしに履修を放棄した場合は,成績が「F」(不合格;GPA、移行点ともゼロの扱い)になるので気を付けてください。


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